稲盛和夫「生き方」
就活を本格化させるにあたり、何となく手に取った本。
だけど読み終わった今、この本を選んで良かったと心から思っています。
確かに、この本自体が書かれたのはもう15年以上前なので、今の時代には合致しない考え方も含まれているとは思います。
ですが、社会人として生きる選択をした僕にとって、この本に載っている稲森氏の言葉は人生の教科書になりそうです。
これから、僕がこの本のどこに惹かれ、何を思ったのか少し紹介したいと思います。
・「継続が平凡を非凡に変えた」
まず心を打たれたのがこのフレーズ。“才能あるヤツ”を引き合いに出して自分をネガティヴに捉えてしまう自分に喝を入れられた気分でした。自分には才能がないから…だなんて諦めたりせず、まずは自分の好きなことから毎日継続してみようと思います。
・「夢や思いというのは人生のジャンプ台である」
ここは、就活をきっかけに自分を見つめ直していたとき、似たようなことを考えていたため、ものすごく共感できた部分です。僕は高校受験に成功し、大学受験で逆に大きな挫折を経験した人間なのですが、二つの出来事の違いは単純な学力だけではなく「合格への思い」の強弱があったと思います。高校受験をしたときは、「この高校で生活を送りたい・部活に打ち込みたい」という強い思いがあり、それが自分の意識を勉強へと向けてくれていたと思います。いっぽうで大学受験は、「なんとなくここ受かったらカッコいい」とか「この大学目指す自分エライ」とか、中途半端な思いしかなかったなと、今振り返ると思います。言い換えれば、合格のためではなく、自己顕示欲を満たすために勉強していたようなもの。だから身の丈に合った勉強をせず強がり、結果として第一志望には進学できませんでした。
長くなってしまいましたが、夢や思いが人生を飛躍させるというのは大人になってからも変わらないのだと、実感させられました。
・「一日一日をど真剣に生きる」
超シンプルですが、この言葉が一番響きました。
長期休み中の今は特に、気を抜いたらすぐサボってしまう自分がいるのでついつい自分の人生と本気で向き合う時間が少なくなってしまいます。
とりあえず先ほども述べた、自分の好きなこと、に対して真剣に向き合ってみようと思います
今日はここら辺にして、続きはまた次回、書こうと思います。